藤井寺市議会 > 2016-03-25 >
03月25日-04号

  • "公共下水道事業特別会計予算"(/)
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  1. 藤井寺市議会 2016-03-25
    03月25日-04号


    取得元: 藤井寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成28年  3月 定例会(第1回)            平成28年第1回定例会           藤井寺市議会会議録(第4号)                     平成28年3月25日(金曜日)                     午前10時開議◯議事日程(第4号)  日程第1 議案第11号 藤井寺市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第12号 藤井寺市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第13号 藤井寺市地域包括支援センター包括的支援事業を実施するために必要なものに関する基準を定める条例の一部改正について       議案第14号 藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について       議案第15号 藤井寺市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第16号 藤井寺市立こども園条例の制定について       議案第17号 藤井寺市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第18号 藤井寺市立幼稚園条例の一部改正について       議案第19号 藤井寺市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第23号 平成27年度藤井寺市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について       議案第24号 平成27年度藤井寺市介護保険特別会計補正予算(第3号)について       議案第29号 平成28年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について       議案第30号 平成28年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について       議案第31号 平成28年度藤井寺市介護保険特別会計予算について       議案第33号 平成28年度藤井寺市病院事業特別会計予算について  日程第2 議案第1号 第五次藤井寺市総合計画基本構想の策定について       議案第2号 藤井寺市行政不服審査法施行条例の制定について       議案第3号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備について       議案第4号 執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について       議案第5号 藤井寺市特別職報酬等審議会条例の一部改正について       議案第6号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について       議案第7号 特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について       議案第8号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について       議案第9号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について       議案第10号 藤井寺市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について       議案第20号 市道路線の認定及び変更について       議案第22号 平成27年度藤井寺市一般会計補正予算(第5号)について       議案第25号 平成27年度藤井寺市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について       議案第26号 平成27年度藤井寺市水道事業会計補正予算(第2号)について       議案第28号 平成28年度藤井寺市駐車場特別会計予算について       議案第32号 平成28年度藤井寺市公共下水道事業特別会計予算について       議案第34号 平成28年度藤井寺市水道事業会計予算について  日程第3 議案第27号 平成28年度藤井寺市一般会計予算について  日程第4 議案第35号 平成27年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)について  日程第5 議会議案第1号 藤井寺市議会委員会条例の一部を改正する条例について  日程第6 議会議案第2号 地方公会計の整備促進に係る意見書について  日程第7 特別委員会の中間報告について(議会のあり方調査特別委員会)  日程第8 平成28年度各常任委員会・特別委員会の行政視察について◯本日の会議に付した事件  日程第1~日程第8まで◯出席議員(14名)       1番 木下 誇君       2番 瀬川 覚君       3番 岩口寛治君       4番 西野廣志君       5番 中路新平君       6番 岡本 光君       7番 伊藤政一君       8番 片山敬子君       9番 山本忠司君      10番 畑 謙太朗君      11番 麻野真吾君      12番 清久 功君      13番 田中光春君      14番 石田隼人君◯地方自治法第121条の規定による出席者        市長            國下和男君        副市長           松浦信孝君        教育長           多田 実君        総務部長          藤田茂行君        総務部理事         田中祥訓君        市民生活部長        黒岡博幸君        市民生活部理事       井上昌弘君        健康福祉部長兼       清水哲夫君        福祉事務所長        健康福祉部こども育成室長  小山起久二君        都市整備部長        金森俊幸君        都市整備部理事       藤井 勲君        病院事務局長        木田茂利君        水道局長          河野浩志郎君        教育部長          山植和男君        教育部理事         丸山 聡君        選挙管理委員会事務局長併  和田晋司君        監査委員事務局長併        公平委員会事務局長併        固定資産評価審査委員会        事務局長        総務課長          糟谷健司君◯議会事務局出席者        事務局長          福田隆秀君        事務局次長         角田伸夫君        事務局参事         萬田栄治君        事務局主事         森脇香奈君     午前10時00分 開議 ○議長(山本忠司君)  おはようございます。 ただいまから定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分の報告が1件ございます。ご了承のほど、お願いいたします。 それでは、これより議事に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。 なお、各常任委員会委員長並びに予算特別委員会委員長の付託議案審査の報告については、審査の結果についてのみ報告を受けることにいたします。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  日程第1 議案第11号から議案第19号まで、並びに議案第23号、議案第24号、議案第29号から議案第31号まで及び議案第33号の15議案を一括議題とし、15議案の審査の結果について、委員長の報告を求めます。 石田隼人民生文教常任委員会委員長。 ◆民生文教常任委員会委員長(石田隼人君) (登壇) 去る3月7日の定例本会議におきまして、民生文教常任委員会に付託を受けました諸議案について審査の結果を報告いたします。 当委員会は3月9日に常任委員会を開催し、付託議案15件を慎重に審査いたしました結果、議案第11号藤井寺市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正、議案第12号藤井寺市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正、そして、議案第13号藤井寺市地域包括支援センター包括的支援事業を実施するために必要なものに関する基準を定める条例の一部改正、議案第15号藤井寺市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正、議案第16号藤井寺市立こども園条例の制定、議案第17号藤井寺市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正、議案第18号藤井寺市立幼稚園条例の一部改正、議案第19号藤井寺市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正、議案第23号平成27年度藤井寺市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第24号平成27年度藤井寺市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第33号平成28年度藤井寺市病院事業特別会計予算についての11件につきましては全会一致をもちまして、また、議案第14号藤井寺市国民健康保険条例の一部改正、議案第29号平成28年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算、議案第30号平成28年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算及び議案第31号平成28年度藤井寺市介護保険特別会計予算についての4件につきましては賛成多数をもちまして、いずれも原案のとおり可決することに決しました。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(山本忠司君)  報告が終わりました。 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。---質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 これより、討論・採決は1件ごとに行います。 まず、議案第11号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 まず、木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) おはようございます。私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第14号藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について、反対討論を行います。 今回の条例改定で、低所得者に対する保険料の軽減措置の対象が拡大されたことは評価いたします。しかし、あわせて賦課限度額の引き上げが盛り込まれています。限度額を医療分が52万円から54万円に、支援分が17万円から19万円とするものです。今回の引き上げで、保険料限度額、医療支援分、介護分の合計額は85万円から89万円に引き上げられます。これは、平成23年度と比較しますと73万円から16万円もの負担増となります。負担の公平性の確保のためとしていますが、今回の限度額の引き上げは高額所得者に負担を求めるだけではありません。平成27年度の数値で試算すると、40歳台のご夫婦で、お子さんがお二人の4人世帯のモデルケースでは、今回の引き上げにより医療分で所得額が490万円から限度額いっぱいの負担となりますが、この所得階層には軽減策はありません。もはや軽減措置を受けられない中間層にとっても耐え切れない保険料になっており、これ以上限度額を引き上げて、低所得層の負担を軽減するのは無理がある上に、限度額の引き上げは将来にわたって保険料に影響します。 以上のことから、本条例改正に反対いたします。 ○議長(山本忠司君)  次に、麻野真吾議員。 ◆11番(麻野真吾君) (登壇) 私は、議案第14号藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険は、国民皆保険制度の中核を担い、地域医療の確保と住民の健康維持に重要な役割を果たしているものでありますが、加入者の高齢化や医療費の増加などに伴い財政運営は厳しい状況であると認識いたしております。こうした中、本年1月29日に、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が交付され、保険料の負担の公平性の確保と低所得者層の負担軽減を図る観点から、賦課限度額の引き上げと軽減措置の拡大が図られたものでございます。 本条例改正につきましては、国の政令改正の内容に準じ、保険料の賦課限度額並びに所得の少ない被保険者に対する軽減判定所得の見直しを行おうとするものであり、制度の運営上必要な措置であると理解するものであります。 今後とも、医療費の適正化や安定した国保運営にさらに努力されるよう要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(山本忠司君)  起立多数と認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号について討論に入ります。  討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、木下 誇議員。
    ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は、日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第29号平成28年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について、反対討論を行います。 平成27年度予算では、一般会計繰入金として、保険料負担緩和分を含む1億3,340万2,000円が計上されていました。法定外繰り入れは、本来国が責任を持って保証すべき財源の補填を市がしているもので、市民生活に責任を持つ保険者として行うものです。 しかし、本予算では、8,091万8,000円と、保険料緩和分が5,248万4,000円減額されています。また、平成27年度から保険基盤安定繰入金、保険者支援分は、低所得者対策として公費が拡充されています。今回、平成28年度当初予算では、さらに2,987万5,000円増額し、1億6,338万7,000円計上されています。今回精査された法定外繰入金の保険料緩和分を残せば、市民の保険料負担軽減につながっていたと考えます。 市町村の国保は、市民の命と生活を守る国民皆保険の最後のとりでとしての役割を背負っています。その上で、高過ぎる保険料の負担軽減をやはり保険者として考えなくてはいけません。40歳台のご夫婦で、お子さんが2人おられる所得が200万円の4人世帯の場合、平成27年度の試算ですが、保険料は40万1,100円にもなります。今回の予算は、本当に高い保険料を何とかしてほしいといった市民の声に応えるものではありません。 以上、反対討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  次に、中路新平議員。 ◆5番(中路新平君) (登壇) 私は、改革ふじいでらを代表して、議案第29号平成28年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算につきまして、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険につきましては、国民皆保険制度の礎として、他の医療保険に属さない方々を受け入れることから、医療保険制度の中では特に高齢者が多く、また、加入者の医療費が高くなっているのが現状であります。 このような状況の中、本市にあっては、コールセンターやコンビニ収納などによる保険料の納付環境の向上、レセプト点検の強化やジェネリック医薬品の周知、さらには特定検診を初めとする保険事業や健康づくりの推進など医療費の適正化にも努めており、今回の予算にもそうした取り組みに必要な経費が計上されております。 一方、法改正による国保改革に伴い、平成30年度からは、都道府県と市町村が共同で国保運営を行っていくことになっております。こうした新制度への移行にも円滑に対応していただくようお願いするとともに、市民の健康と命を守る国民健康保険制度の安定した運営と保険財政の健全化に向けなお一層努力されることを要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(山本忠司君)  起立多数と認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は、日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第30号藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について、反対討論を行います。 後期高齢者医療制度は、年齢だけで区分し、後期高齢者と位置づけ、75歳以上の方を別枠の保険制度に囲い込み、受けられる医療を制限する制度で発足しました。その目的は、高齢者の医療費の抑制と国庫負担の削減にあります。事業の運営も大阪府全域を対象に広域連合で行い、高齢者の受診の実態や傾向もわかりません。さらに、被保険者に寄り添った減免制度もありません。 平成28年度の保険料は、前年度と比較すると被保険者均等割額は958円の減額になりますが、本市における短期保険証の発行は、平成28年2月1日時点で26名おられるということです。短期保険証の発行数にあらわれているように、後期高齢者医療制度は高齢者に負担を求めるものです。いつまでも安心して医療を受けられる制度への改正を強く求めます。 以上、反対討論とします。 ○議長(山本忠司君)  次に、岩口寛治議員。 ◆3番(岩口寛治君) (登壇) 私は、議案第30号平成28年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 後期高齢者医療制度は、少子高齢化が進行し、年々医療費は増大している中、高齢者世代と現役世代の負担の明確化を図る観点から創設された制度でございます。この制度は全ての市町村が加入する大阪府後期高齢者医療広域連合で運営が行われております。 今回提案されている予算につきましては、制度を運営していくための経費を初め、広域連合への保険料納付金や負担金などであり、いずれも予算措置として必要なものであります。 今後とも広域連合と緊密な連携のもと、制度の安定的な運営に加え、疾病予防や健康増進事業の推進などにもなお一層努力されることを要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(山本忠司君)  起立多数と認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第31号平成28年度藤井寺市介護保険特別会計予算について、反対討論を行います。 本予算案は第6期計画2年目の予算になります。3年目には新総合事業が始まります。新総合事業の狙いは、要支援1、2を保険給付から外し、住民主体の多様なサービスへと置きかえることにあります。本市の要支援1、2の方々の人数は、平成28年度2月末現在で1,391人です。サービス利用、人数についても、平成28年1月末時点で訪問介護が408人、通所介護が373人利用されています。この方々の従来からの予防給付と同様のサービスを引き続き実施していくということですが、利用料や負担が今後どうなるのかわかりません。要介護1、2の訪問介護で生活援助を原則自己負担とすることまで検討されているということです。そして、平成27年度には介護報酬が引き下げられました。サービスを提供する事業所が継続できるのか、実態を把握していません。私たちは保険給付外しの新総合事業には反対ですが、いずれにしても、サービス内容が、質でもそして量でも低下しないように強く求めます。 また、特養老人ホームの入所待ちの方が、平成27年度5月1日の集計データですが、135名おられるということです。保険あって介護なしと言われるようになり、介護離職が社会的問題化される中、今日に至っては、介護保険の創設に携わった厚労省元老健局長が「給付は保険料を支払っている被保険者との約束である」と「介護保険は国家的詐欺になりつつある」と批判されています。保険料を支払って、いざ利用しようと思っても制度上利用できない事態が起きています。市民の暮らしに寄り添うならば、国庫負担を国に求め、介護給付外しには明確に反対すべきです。 以上、反対討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  次に、岡本 光議員。 ◆6番(岡本光君) (登壇) 私は、議案第31号平成28年度藤井寺市介護保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 我が国の介護保険制度は、高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みとして創設され、16年が経過しようとしており、65歳以上の被保険者は、制度当初の1.5倍を超え、サービス利用者数は同じく3.4倍を超えるなど、高齢者の暮らしを支える制度として、定着、発展してきました。 しかしながら、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、本市においても疾病や要介護状態となる高齢者数が大きく増加することは避けられない状況です。そこで、高齢者が疾病や介護が必要な状態になってもできる限り住みなれた地域で自分らしく安心して生活できるよう、医療、介護、予防、生活支援、住まいが一体的に提供される地域包括ケアシステムの重要性が増す中で、平成27年度の介護保険法改正により、地域包括ケアシステム構築に向けた地域支援事業の充実として、在宅医療、介護連携の推進、認知症施策の推進、地域ケア会議の推進、生活支援体制整備などが挙げられ、また、介護予防給付サービスのうち訪問介護、通所介護については地域の実情に応じた取り組みができる地域支援事業へと位置づけられました。 本予算は、このような状況下において策定された第6期いきいき長寿プランの2年目を着実に実施し、3年目へと引き継いでいくために必要な介護保険事業費や保険料収入等を十分に精査した上で予算計上されたものであります。 今後においても、人口の年齢構造から見て、介護ニーズの増加、事業費の増額は避けることができませんが、保険料に直接影響するものですので、介護給付の適正化を進めながら、市民の負担をできる限り抑制した事業運営に努め、次期保険料の抑制を図ることを念頭に、また、高齢者の暮らしを支え続けることができる介護保険制度の持続可能性を実現する努力をしていただくことを要望し、賛成討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(山本忠司君)  起立多数と認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  次に、日程第2 議案第1号から議案第10号まで並びに議案第20号、議案第22号、議案第25号、議案第26号、議案第28号、議案第32号及び議案第34号の17議案を一括議題とし、17議案の審査の結果について委員長の報告を求めます。 岡本 光総務建設常任委員会委員長。 ◆総務建設常任委員会委員長(岡本光君) (登壇) 去る、3月7日の定例本会議におきまして、総務建設常任委員会に付託を受けました諸議案について審査の結果を報告いたします。 当委員会は、3月10日に常任委員会を開催し、付託議案17件を慎重に審査いたしました結果、議案第1号第五次藤井寺市総合計画基本構想の策定及び議案第4号執行機関の附属機関に関する条例の一部改正についての2件につきましては賛成多数をもって、また、議案第2号藤井寺市行政不服審査法施行条例の制定、議案第3号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備、議案第5号藤井寺市特別職報酬等審議会条例の一部改正、議案第6号非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正、議案第7号特別職の職員の給与に関する条例の一部改正、議案第8号一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正、議案第9号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正、議案第10号藤井寺市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定、議案第20号市道路線の認定及び変更、議案第22号平成27年度藤井寺市一般会計補正予算(第5号)、議案第25号平成27年度藤井寺市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第26号平成27年度藤井寺市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第28号平成28年度藤井寺市駐車場特別会計予算、議案第32号平成28年度藤井寺市公共下水道事業特別会計予算及び議案第34号平成28年度藤井寺市水道事業会計予算についての15件につきましては全会一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決することに決しました。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(山本忠司君)  報告が終わりました。ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。---質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 これより、討論・採決は1件ごとに行います。 まず、議案第1号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は、日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第1号第五次藤井寺市総合計画基本構想の策定について、反対の立場から討論します。 基本構想は第1部初めにて、計画策定の趣旨と位置づけ、役割から始まり、計画の構成と期間に続き、まちを取り巻く背景を経て藤井寺市の課題をまとめています。藤井寺市の現状については、人口減少、少子化、高齢化による労働人口の減少、収支バランスの崩れ、社会保障制度の前提となる支える世代と支えられる世代のバランスの変化のもと、税収の伸び悩み、医療費や介護費用は増加、道路等のいろんな公共施設の老朽化対策などのため、財政運営上収入と支出の均衡を保つことが非常に厳しい状況にあるという認識を既に示されていますが、そのもとで、五次総においてまちづくりの課題は人口減少、少子化、高齢化への対応、地域資源の活用によるにぎわい活力の再生、協働の体制構築による市民ニーズへの対応、持続可能な行財政運営、自治体間競争への対応だとしています。 一番肝心の市民生活の現状、市内事業所の経営状況、第四次総合計画の到達、市民要求と市の施策の到達といった基本的観点がここにあらわれてきません。確かに、第五次藤井寺市総合計画策定に係る調査結果報告書や第四次藤井寺市総合計画進捗状況調査結果では詳細なデータとしてまとめられていますが、それが五次総における藤井寺市の現状、課題把握に生かされているとは言えません。SWOT分析は、地理的、財政的な現状把握を誘導するもので、市民アンケート調査結果報告書で示された市民ニーズと施策の到達との乖離状況がリアルに示されておりません。このことは、国の施策を無批判に受け入れる姿勢とあわせ、基本構想本体の重点戦略の打ち出し方に影響しています。 第2部は、基本構想の本体となる部分で、まちの将来像を魅力とにぎわい、助け合い、支え合い、そして子どもも大人も誰もが学び合い、育ち合うことをイメージした、強いつながり、育つまち藤井寺とし、住みたい、訪れたい、住み続けたいと幅広く市内外の人々から選ばれるまちを目指すとしています。将来人口フレームにおいても、将来を見据えた人口減少対策を現時点から取り込むことによって減少を可能な限り抑制するとしています。これらの基本的観点はそれ自体重要だと考えます。ところが、いざ、比較的具体的な重点戦略となると、市民ニーズに真に応える方向づけがされていません。待機児童解消に市がどう責任を果たすのか、公の責任が明確になりません。高齢者福祉の核になる介護保険制度をどう充実させるのか、市内唯一の老人福祉センターをどうするのか、いずれの課題も市として、市民ニーズにいかに応えていくかの物差しになるものです。これは単に方向性の打ち出し方、基本構想では大きな構想を述べ基本構想でより具体的な施策展開するといった構成上の問題ではありません。社会保障を公助、共助、自助という切り分けの中で共助、自助でできない分野を公助として行うものと位置づける、全く誤った、端的に言えば憲法の精神に反する国の施策を受け入れ、共助のシステムづくりや民間に依存した施策展開を市の施策の中心としてしまう方向づけでは決して市民ニーズに応える施策展開とはならないからです。 最後になりますが、総合計画の推進に向けてでは、あらゆる分野において行財政改革を推進し、総合計画に基づく市政運営の下支えとしてこれらの計画を一体的に推進するとあり、公共施設等総合管理計画などが示されています。これでは結果的に財政的均衡から出発して、目標そのものが市民ニーズに応えるものから乖離したものとならざるを得ないことは、藤井寺市のインフラ整備、例えば生活道路、下水道などの現状を見れば明らかではないでしょうか。市民ニーズと現施策の到達から出発し、公の責任を真正面から受けとめた施策展開を強く要望するものです。 以上、反対討論とします。 ○議長(山本忠司君)  次に、畑 謙太朗議員。 ◆10番(畑謙太朗君) (登壇) 私は、改革ふじいでらを代表いたしまして議案第1号第五次藤井寺市総合計画基本構想の策定について、賛成の立場から討論させていただきます。 第四次藤井寺市総合計画の計画期間が本年度をもちまして終了いたしますことから、平成26年度より市民や関係団体アンケートの実施、市民ワークショップの開催など、また、第四次総合計画について全庁的な検証、評価等を行い、第五次藤井寺市総合計画基本構想を策定されています。 新たな総合計画では、その位置づけ及び役割を明確にするとともに、基本構想、基本計画等を実施計画から構成するものと定め、計画期間は基本構想は8年、基本計画を前期、後期各4年とされております。また、市の人口世帯、歳入歳出の推移や今後の見込みも示され、市の課題を人口減少、少子化、高齢化への対応、にぎわい、活力の再生、多様化、高度化する市民ニーズへの対応、持続可能な行財政運営に向けた対応が設定されております。そして、基本構想の将来像では、集い、つながり育つまち藤井寺をイメージとし、住みたいまち、訪れたいまち、住み続けたいまちの三つの柱を定め、まちづくりの基本目標とされております。また、人口減少傾向の中にあっても、これらの基本目標を踏まえた施策を実施することにより、平成35年度における将来人口フレームを人口減少最小限に抑えた約6万5,000人と設定され、子ども・子育て、まちなかにぎわい、いきいき長寿プロジェクトに係る施設群をまちづくり重点戦略とし、また、これらを推進する上で、協働、行財政運営、魅力創出、発信に係る施策を分野横断的共通施策として位置づけることで将来像の実現を図るとされております。 以上を踏まえられた基本構想につきましては、市民を含む審議会で十分に議論された後、答申が出され、それを尊重し、その考え、方向性については評価するものでございます。 今後は、この方向性に沿い、着実に計画に掲げられた施策を実現し、人々が集い、交流し、ネットワークを広げることによって市の魅力を高め、理想的な住まいとして、人とまちが成長していくまちづくりを進めていただくことを申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(山本忠司君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(山本忠司君)  起立多数と認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は、日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第4号執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論します。 本条例は、藤井寺市公共施設マネジメント検討委員会を市長の附属機関として、史跡古市古墳群整備検討委員会を教育委員会の附属機関として、それぞれ新たに設置し、あわせて当該委員会の委員報酬額を定めるものです。史跡古市古墳群整備検討委員会の設置及び委員報酬額について反対するものではありません。しかし、公共施設マネジメント検討委員会についてはその検討内容から設置に反対の立場です。 公共施設マネジメント検討委員会は、条例上公共施設の再編方針、活用方針等についての調査・審議に関する事務を行うとされ、その方針の大もとになるのが公共施設等総合管理計画とされました。ところが、この公共施設等総合管理計画では、今後30年間に15%の延べ床面積縮減目標が出されており、これを前提とした施設の再編方針、活用方針となるとどうしても市民ニーズに的確に対応したものにならないと考えます。一般に、検討委員会を設置し、公募、市民や専門家を交えた深い検討を加えていただくことは、市民参画の観点からも施策を真に有効なものにする上でも非常に大切だと考えますが、今回、縮減目標を前提に検討されますから、設置そのものに反対せざるを得ません。公共施設はまちの顔であり、地域コミュニティの核であり、防災の拠点です。延べ床面積15%は、市役所本館と市民病院を合わせた広さに匹敵し、この規模の縮減が市民サービスに与える影響は想像も尽きません。ことは重大だと考えますので、この1点をもって本条例の一部改正案に反対とします。 以上です。 ○議長(山本忠司君)  次に、西野廣志議員。 ◆4番(西野廣志君) (登壇) 私は、議案第4号執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。 藤井寺市公共施設マネジメント検討委員会については、学識経験者や関係団体、市民委員という幅広い分野の方に、施設の再編、再配置を中心とした公共施設の適正化への方向性を導くための密な議論をしていただけると期待いたします。 そのためには、藤井寺市が現在市政50周年を迎えておりますが、第五次総合計画の終了時には58年になります。一世代30年とみて、2世代が終了する時期になり、この議論されるべき基本方針では30年間の長期的な計画となっていますが、3世代目の計画となるので、担当部署におかれては本市なりの独自性が出せるよう研さんされ、検討委員会の意見はあくまでも参考にしていただくようお願いいたします。 今回出されている15%の延べ床面積の縮減目標にこだわらず、行財政運営との整合性を踏まえ、堅実に進めていただくよう要望し、賛成討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(山本忠司君)  起立多数と認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  次に、日程第3 議案第27号について議題とし、委員長の報告を求めます。 田中光春予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員会委員長(田中光春君) (登壇) 去る、3月7日の定例本会議におきまして、予算特別委員会に付託を受けました議案第27号につきまして、審査の結果を報告いたします。 当委員会では、3月15日、18日及び22日に特別委員会を開催し、議案第27号平成28年度藤井寺市一般会計予算につきまして慎重に審議いたしました結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決することに決しました。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(山本忠司君)  報告が終わりました。ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。---質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は、日本共産党藤井寺市会議員団を代表し、議案第27号平成28年度藤井寺市一般会計予算について、反対の立場から討論します。 第2保育所の建てかえに伴う定員の拡充や子どもの医療費助成、妊婦健診の拡充は評価いたします。しかし、次の点で賛成できません。 1点目は、今後30年間で延べ床面積15%縮減を目標とする公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設再編計画を立てる点です。結果として、市民ニーズに応える施策展開が後退してしまいます。 2点目は、待機児童解消の中心が民間頼みとなっています。確かに、藤井寺市立道明寺こども園は開設されます。しかしながら、保育所入所の2次審査時点で入所が決まっていない方は75名に上ります。公の責任で定員を拡充する対策を緊急にでも講じるべきではないでしょうか。 3点目は、藤井寺市立道明寺こども園の運営で、混合クラスは初年度行いませんが、給食の民間委託は実施されます。第2保育所で長年培ってきた給食、子どもたち一人一人の成長と真正面から向き合い、保育の一環としての調理員、保育士一体となった食育、こうした保育の実践をどれだけ真摯に考えられたというのでしょうか。直営とすべきです。 4点目は、松水苑の位置づけが低いままです。平成27年度に公共施設保全計画に先駆けて、念願であった雨漏り対策、屋根の改修を行っていただきましたが、一部切り分けて残した上、本予算には保全計画にはないという理由で、残りの部分の改修予算が計上されていません。利用者を何だと考えているのでしょうか。 最後に、4点要望します。 1点目は人権研修のあり方です。差別の問題を意識の問題に解消することなく、実社会の実態改善の課題として捉え、公務員として憲法と地方自治法に基づき、全体の奉仕者となれるような研修にしていただきますようお願いいたします。 2点目は超党派で進められている新しい法体系への的確な対応です。厳しい財政状況ではありますが、非常に大切なので要望します。一つは子どもの貧困対策です。また、一つは共生社会の実現です。ユニバーサルデザイン、インクルーシブ教育などの充実をぜひよろしくお願いいたします。 3点目は人員の確保です。とりわけ、今後公共施設の更新、耐震化はもちろん、インフラ整備でも立ちおくれた現状を打開していく必要があります。技術職はもちろんですが、年代、世代的な各部署での継承が可能となるよう、計画的な人員確保をお願いします。また、男女共同参画の観点から、男性も女性も働きやすい環境の整備に本気で取り組んでください。 4点目は、マイナンバー制度についてです。国が決めたことだからと無批判に受け入れては責任を果たせません。将来的に金融情報、医療情報もリンクされ、個人情報を国家が管理し得るのみならず、民間活用まで考えられている本制度に私どもは反対ですが、市としても何が問題なのかしっかりと把握してください。 以上、反対討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  次に、片山敬子議員。 ◆8番(片山敬子君) (登壇) 私は、公明党市議会議員団を代表いたしまして、議案第27号平成28年度藤井寺市一般会計予算案について、賛成の立場から討論を行います。 平成28年度の一般会計予算案については、新しい総合計画である第五次総合計画がスタートする初年度であり、集い、つながり、育つまち藤井寺として将来像の実現に向けた取り組みを進める内容となっております。 保育、教育環境の充実及び待機児童の解消を目指して進めてきた道明寺こども園につきましては、いよいよ平成28年4月に全面開園となります。 小中学校施設の耐震化につきましては、着実に事業の進捗が図られ、藤井寺中学校の建てかえ工事についても本格化してまいります。 また、ソフト面では、子ども医療費一部負担金助成制度につきまして、通院にかかる医療費助成を中学校卒業年度末までを充実させるほか、妊婦検診、健康診査につきましては、助成額を引き上げるなどの充実を図られております。 藤井寺市駅周辺の整備につきましては、駅北線はほぼ完成し、後はイオンモールの早期完成とその周辺設備に進める段階となっております。 さらに、百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録の推進に関しましては、大阪府、堺市、羽曳野市と連携しながら、平成30年度まで登録実現に向けて継続的に取り組んできており、新たに西名阪高架下への史跡古市古墳群ガイダンス施設の整備に向けた取り組みを進める内容も盛り込まれております。 また、平成28年度は、市制施行50周年という記念の節目に当たる年でもあり、記念事業も計画されているということも聞き及んでおります。これまでの藤井寺市の発展にご尽力いただきました方々には敬意を表するとともに、これからの50年、100年先の藤井寺市を見据えたときに、未来の子どもたちが夢を持ち、郷土を誇れるような藤井寺市であり続けるように努めていくことが私たちの責務であると感じております。 まだまだ厳しい財政状況が続くと思われますが、限られた財源の中で、選択と集中によって重点戦力として位置づけられたさまざまな事業、施策に取り組んでいただき、誰もが藤井寺を住みたい、訪れたい、住み続けたいまちとして実感していただけるよう、一層努力していただくことを強く要望いたしまして、議案第27号平成28年度藤井寺市一般会計予算案につきましての、私の賛成討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  次に、西野廣志議員。 ◆4番(西野廣志君) (登壇) 私は、議案第27号平成28年度藤井寺市一般会計予算について、反対の討論を行います。 市長就任後、財政健全化に取り組まれてきました。なかなか財政健全化の見通しがつかない状況ではないかと思います。そのような状況で、再三にわたり非常事態宣言解除の見通しを何に置くかと質問及び要求してまいりましたが、いまだ基準がない状況であるなどとその目標を立てることをなさらない。市長就任時、財政健全化を最重要課題として財政調整基金を20億円とする目標を立てられましたが、毎年当初予算で取り崩しにより目標達成が思うようにいかないのが現状ではないでしょうか。平成28年度予算において、財政調整基金の取り崩しが、平成28年度と同額の8億5,400万円となっており、基金取り崩しの合計も昨年と同じような、約10億4,000万円となっています。前年度の残高がそのまま残った中で、取り崩しなしでの予算なら市長の言われる財政調整基金20億円の目標達成が現実化しますが、そうではないのが現実の本市の財政状況を物語っています。 一番の問題は、雑入のその他の収入の問題であります。以前から指摘していますが、平成27年度予算の反対討論でも申し述べました。これは、歳入見込みのない部分についての調整額と言われ、毎年計上されてきております。雑入のその他の収入として、平成25年度、平成26年度、平成27年度予算と3年間約6億5,000万となっていました。本年平成28年度予算のスタートから、財政調整基金8億5,000万円と雑入のその他の収入8億5,000万円計17億円が不足していることになります。市長が言われている財政調整基金残高20億円の目標値が残る予算編成を考えることにより、財政健全化の一歩が踏み出せます。施策全体の根本的な見直しをしないとこの問題は解決しません。市長就任以来9年たってもこの問題が解決していないことになります。平成28年度予算約250億円が積算されていますが、全体で8%カットすると約20億円の削減で、230億円の予算立てをすることによって財政調整基金の取り崩しと雑入のその他の収入という架空の予算立てをしなくて済みます。例えば、4%削減で10億円の減額予算、これで雑入のその他の収入の分だけでも消すことができます。人件費についても、人員の増加傾向にあり、本市の適正数はどの程度かの設定も定かではありません。人件費の約43億円と公債費約15億円の削減は難しいとして、残りの約192億円に対し、8%で約15億4,000万円の削減予算ができます。これを5%カットすることで9億6,000万円の緊縮予算で、これで架空の歳入予算のその他の収入を消すことができます。これをしない限り、経常収支比率の悪化は改善されません。市民総合会館への繰出金の大幅な削減、商工会への補助金の検討、藤井寺市勤労者互助会への補助金、その他補助金の見直しや各種委託料の大幅な見直しが本当に必要です。そして、繰出金や補助金などももっと見直すべきであります。 また、ふじみ緑地、保育施設設置検討業務委託料の問題ですが、ふじみ緑地購入から今までの担当部署での検討はどうなっていたのか、また、藤井寺市全体の保育施設整備に対する全体像がない中で、なぜ外部への委託が必要なのか疑問です。庁議においても、市長を筆頭に全体像の基本的な計画をまずつくり上げておくべきです。安易に委託をするべきものではないと思います。 また、各部署での予算を見ていますと、なかなか難しいように見えますが、市長が英断を持って指示をしないと財政の健全化は市長の任期中には不可能ではないか、収支均衡を図っていくと言いながら、スタートから慢性的に歳入不足を平気で雑入のその他の収入で補おうとしていることは市民を欺くことにほかなりません。これを続けることは、最終的に財政健全化をおくらせることになります。平成30年には約14億円、31年には約25億円の赤字予測をしているのに、その方策も出せない状況です。 このような予算に賛成することはできません。よって、議案第27号平成28年度一般会計予算の反対討論といたします。 ○議長(山本忠司君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。よって本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(山本忠司君)  起立多数と認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  次に、日程第4 議案第35号について議題といたします。 本案につきましては、本日追加議案として提出されたものでございます。 これより、提案理由の説明を求めます。 藤田総務部長。 ◎総務部長(藤田茂行君) (登壇) ただいま議題となりました、議案第35号平成27年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)につきましてご説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお願いいたします。 本補正予算は、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ958万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ242億7,052万5,000円とするものでございます。 補正の内容でございますが、柏原市におきまして、去る2月23日に人事院勧告の内容に準じ必要な改正を行う一般職の職員の給与に関する条例等を改正するための議案が議決されました。このことを受けて、同日付で、柏羽藤環境事業組合と柏原羽曳野藤井寺消防組合が人件費の増額等に関する補正予算を専決されましたので、本市を初め、組合構成市の分担金が増額となったものでございます。なお、柏羽藤環境事業組合分担金の増額が134万円、柏原羽曳野藤井寺消防組合分担金の増額が824万2,000円、合計で958万2,000円でございます。また、このための財源といたしましては地方消費税交付金を充てるものでございます。補正予算書におきましては、事項別の明細といたしまして、8ページから歳入の内容、10ページから歳出の内容をお示しいたしております。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第35号平成27年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)につきましての提案理由の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山本忠司君)  提案理由の説明が終わりました。 これより、質疑に入ります。 質疑はございませんか。---質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  次に、日程第5 議会議案第1号について議題とし、職員をして提案理由の説明をいたさせます。[職員説明] 議会議案第1号藤井寺市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本年4月1日より、藤井寺市事務分掌条例が全部改正されますことから、庁内の組織機構が新しくなるものでございます。このことを受け、市議会におきましても、現行の二つの常任委員会の所管事項につきまして見直しに関する協議が行われたものでございます。その結果、現在の委員会条例中に、総務建設常任委員会におきましては新たに設置されます危機管理監並びに政策企画部の所管する事項を加えようとするものでございます。同じく、民生文教常任委員会におきましても、現在の健康福祉部を福祉部に改めますとともに、新たにこども健康部の所管に属する事項を加えようとするものでございます。なお、本条例の施行につきましては、本年4月1日とするものでございます。 以上、まことに簡単ですが、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(山本忠司君)  提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は質疑、委員会付託及び討論を省略することと決しました。 これより、採決に入ります。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  次に、日程第6 議会議案第2号についてを議題とし、職員をして議案の朗読をいたさせます。[職員朗読] 議会議案第2号 地方公会計の整備促進に係る意見書について。 表題の議案を次のとおり、会議規則第14条の規定により提出する。 平成28年3月25日提出    提出者 藤井寺市議会議員 畑 謙太朗     同     同     岡本 光     同     同     伊藤政一     同     同     瀬川 覚     同     同     岩口寛治     同     同     麻野真吾     同     同     田中光春 地方公会計の整備促進に係る意見書 地方公会計の整備促進に関しては、昨年1月の総務大臣通知により、全国の各自治体において、統一的な基準による財務書類を原則として平成27年度から平成29年度までの3年間で作成するよう要請されているところである。 この通知に基づき、統一的な基準に基づく財務書類の作成、活用を進めるにあたっては、高齢化・人口減少という深刻かつ共通の課題を抱えている各地方自治体の厳しい財政事情に鑑み、可能な限り早期の整備ができるよう国会及び政府におかれては、下記の措置を講じられるよう強く要請する。                   記 一.統一的な基準による財務書類を可能な限り早期に作成するため、その前提となる固定資産台帳の整備に取り組む必要があるが、同台帳の整備には相当な作業コストを要するため、団体の財政力に応じた適切な財政措置を講じること。 一.統一的な基準による財務書類を作成するに当たり様々な相談内容に対応できるよう、公認会計士等の専門家を派遣するなど、実務面でのきめ細かな支援を実施すること。 一.統一的な基準による財務書類を作成・活用するためには複式簿記の知識等が必要となるため、自治大学校等における自治体職員向けの研修をさらに充実するとともに、今後、財務書類を議会審議等で積極的に活用することができるよう、地方議員向けの研修も充実すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成28年3月25日                             藤井寺市議会…………………………………………………………………………………………… 以上でございます。 ○議長(山本忠司君)  朗読が終わりました。 議案についての提案理由の説明については、ただいまの議案の朗読をもってこれにかえさせていただきます。 お諮りいたします。 本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案については質疑、委員会付託及び討論を省略することに決しました。 これより、採決に入ります。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書につきましては、議長において関係機関に送付いたしたいと存じますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  次に、日程第7 特別委員会の中間報告についてを議題といたします。 特別委員会委員長の報告を求めます。 畑 謙太朗議会のあり方調査特別委員会委員長。 ◆議会のあり方調査特別委員会委員長(畑謙太朗君) (登壇) 議会のあり方調査特別委員会の中間報告を申し上げます。 本特別委員会は、昨年4月の市議会議員改選後に、地方分権の時代にふさわしい市議会のあり方に関しまして調査研究を行う場として、前任期に引き続き設置されたものでございます。これまでの主な研究テーマといたしましては、現在の広報ふじいでらと合冊方式で定例会ごとに年4回発行しております市議会情報の重要な情報発信ツールであります市議会だよりに関しまして、これまでにも一定の見直しを加えてまいりましたが、さらなる充実に向けまして、紙面構成のあり方や編集方法、また課題等につきまして、これまでに5度にわたる協議の場を持ち、論議を交わしてきたところでございます。 また、ことしの2月には、先進市議会であります柏原市議会へ視察に赴き、改革に至った経緯を初め、先進事例の研究や課題の解決方法など、多方面にわたる視察先議員との質疑応答や貴重なアドバイスを頂戴できる場を持つことができ、実りの多い視察であったと感じているところでございます。 本特別委員会といたしましては、以上の調査、研究活動の結果、市議会だよりにおきましては、例えば、一般質問の表記方法にQアンドA方式を取り入れるなど、市民の皆様にとりまして、より読みやすい紙面づくりを具体化すべく、調査研究を続けていくことを申し合わせた次第でございます。 他の検討項目といたしましては、この3月の休日議会を前にして、傍聴にお越しいただく皆様方にわかりやすい一般質問のあり方などにつきましても協議を重ねたものでございます。 今後も、常に市民の皆様の目線に立った市議会のあり方につきまして調査研究を行ってまいりますので、理事者、議員各位のご理解とご協力をお願いし、まことに簡単ではございますが、当特別委員会設置後、現在に至るまでの中間報告とさせていただきます。 ○議長(山本忠司君)  以上で、議会のあり方調査特別委員会の中間報告は終わりました。 なお、他の2特別委員会におきましては、いずれも特に委員長より報告する事項がございませんので、議長の報告をもってこれにかえさせていただきます。よろしくご了承のほどお願いいたします。----------------------------------- ○議長(山本忠司君)  次に、日程第8 平成28年度各常任委員会特別委員会の行政視察について議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、平成28年度中の各常任委員会特別委員会の行政視察について、それぞれ所管事務の調査研究のために、平成28年4月1日から平成29年3月31日までの間で、調査事項、目的、方法、期日などを決定の上実施することといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(山本忠司君)  ご異議なしと認めます。よって各常任委員会、特別委員会の行政視察をそれぞれ実施することに決しました。 以上をもって、本日の議事日程は全部終了いたしますとともに、本定例会に提出されました案件は全て審議を終了いたしました。 定例会の閉会に当たりまして、市長より挨拶をお受けすることといたします。 國下市長。 ◎市長(國下和男君) (登壇) 平成28年第1回定例市議会の閉会に当たりまして、お礼のご挨拶を申し上げたいと存じます。 議員の皆様方におかれましては、去る2月26日開会以来29日間にわたり、本定例会にご提案申し上げました重要案件全てにつきまして、慎重なるご審議をいただき、いずれもご可決、ご承認を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 市政運営方針で申し上げましたように、今後も市民の皆様が元気で安心して、住んでよかった、これからも住み続けたいと思っていただけるまちづくりに取り組んでまいりますので、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 さて、ここで少しお時間を頂戴し、ご報告をさせていただきます。この3月末日をもって定年退職いたします職員のうち、この場に5人の部長級職員が在籍しております。本会議の出席も本日が最後となりました。永年にわたり、市政運営に尽力いただいたことに対しまして、心から感謝を申し上げるものでございます。大変ご苦労さまでございました。また、議員の皆様には、各部長に対しご厚情を賜りましたことにつきまして、この場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。今後は、健康に十分留意されまして、新たな活躍をいただきたいと願うものでございます。 終わりに当たりまして、議員皆様のますますのご健勝、ご多幸を心からご祈念を申し上げ、閉会に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(山本忠司君)  平成28年第1回定例会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は、2月26日開会以来、本日までの29日間の会期をもって、議員各位におかれましては新年度各会計当初予算を初め、条例、補正予算など数多くの重要案件につきまして、慎重かつ精力的にご審議を賜り、市長より提出されました全ての議案並びに議会議案1件及び意見書1件の審議を終了いたしまして、本日ここに予定どおり閉会の運びとなりましたことは、円滑な議事進行に対する議員各位のご協力と理事者各位のご協力のたまものと、厚く御礼申し上げる次第でございます。 今後、理事者におかれましては、今期定例会において成立いたしました予算、条例の執行並びに運用に際しましては、本会議、各常任委員会並びに特別委員会を通じて、各議員より提言されました意見、要望等を十分に尊重していただき、適切な対応に努めていただきますとともに、市行政の円滑な運営のためになお一層ご努力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第でございます。 最後になりましたが、今年度に退職される全職員の皆様には、長年市政発展のためにご尽力いただき、心より感謝を申し上げる次第でございます。今後もあらゆる角度から、藤井寺市のさらなる発展のために、応援をよろしくお願い申し上げます。 それでは、これをもちまして、平成28年藤井寺市議会第1回定例会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。     午前11時33分 閉会...